こんにちは。Akiです。
ダンスをはじめて30年。
ジャズダンスインストラクターになって20年のわたしですが
「すごく時間をかけて練習しているのに上達しない」
と言うのをよく耳にします。
そういう人は、きっと
曲をかけて何度も何度も踊っているだけの人が多いと思います。
曲に合わせて何度も踊ることが上達しない訳ではありません。
幼稚園くらいの幼い子供の練習方法なら、それだけでも他の子供に比べとても上手に観えることが往々にしてあります。
幼い子供はあきやすく集中力がもたない子が多いので、毎日何度も何度も踊る練習をする子よりも、振り付けを覚えて踊っているくらいの子の方が多いからです。
毎日のように何度も何度も踊る練習をする子は「踊ることが楽しくて仕方がない」のでしょう。
たくさん踊る練習+ダンスが大好きで仕方がないという気持ちで
”イキイキと最高の笑顔で”踊るので
他の子供達に比べてパーッと輝いているようにさえ見えます。
そういう子供が、小学生の学年が上がるにつれ増えてきます。
それは・・・
「幼稚園の頃の子供がダンス教室に通う=子供にダンスをさせたい。子供がダンスが好きそう。」
親の気持ちから通っていることが多いと思います。
「小学生の中・高学年以上の子供がダンス教室に通う=ダンスが好きだから。お友達が通っているから。」
と本人の意思に変わってきます。
本人の意思でダンスに通っていて、上手になりたいとか、センターで踊りたいという本人の気持ちから、踊る練習をたくさんする子が増えるのです。
ダンスが上達したいのであれば
小学生の中・高学年~大人までの人に必ずして欲しいことは『自己分析』です。
まず
自分が踊っている動画を観て
「わたし上手」「わたしが出来ていない所はない」と思った人は、まず ”見る目を養う”からはじめて欲しいので
の記事をご覧下さい。
ダンスの上手下手が分かりにくいタイプの人は、まず、見る目を養わないと分析ができませんので
①センスを磨く
↓
②自己分析
にすすんでいって欲しいです。
では自己分析の仕方を紹介していきましょう。
自己分析
まず自分が踊っている動画を撮ります。
できれば、先生が踊っている動画や上手な人の動画も撮って下さい。
(動画を撮るのは禁止とされているダンススタジオも多いので確認が必要)
動画を撮りチェックした後に練習
- 自分が踊っているのを見て”ヘンだな”と思う所でストップし書き出す(動画の中で、これを繰り返す)
- へんだなと思った所の動画と、先生や上手な人の動画を見比べる。
- 出来るように何度も練習する。
1~3の順番で行います。
チェック箇所
- 手の向きや動かし方
- 胸の使い方
- 上半身の向き(角度)
- 顔の向き(角度)
- 足の向き(角度)歩幅の大きさ
- 踊りの中で激しい動きや柔らかい動き
- カウントのとり方
このように、いろんな角度から見て確認して下さい。
最終チェック
自分の踊りを手直ししたら、再度自分を撮影し、出来るようになったかチェックしましょう。
チェック箇所を練習した後、再度撮影したら、まだ意外と出来ていない場合があるので、最終チェックを忘れずにしましょう。
爪が甘くならないように・・・
(撮影してくれる人がいなければ、三脚を使って撮影すると良いでしょう)
まとめ
ダンスが上達したいと思うのであれば、曲に合わせて踊るだけの練習を、いくら時間をかけてしてもライバルには勝てません。
まず研究心と追及心を持ち、自分が出来ていないことを認識し、そこを徹底的に練習することが大切!!
あと爪が甘くならないように最終チェックも必ず行う事。
その後に、何度も曲に合わせ練習しましょう。
最初のうちは、出来ていない箇所が多くて大変な作業ですが、毎回していたら、少しずつ上達し出来ていない箇所も減ってきます。
しかも、この練習方法があたりまえになり、苦痛じゃなくなりますので・・・
是非かんばって欲しいです。
それでは今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の『ダンス初心者&主婦応援プロジェクト:Akiの部屋』でお会いしましょう。
さようなら♪
コメント